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気になる痛みやトラブルは

過去の事故を例に脂肪吸引のリスク、医師やクリニック選びの重要性を説明。手術トラブルの対処法も掲載します。

脂肪吸引のリスク

脂肪吸引を行う前には、事故のリスクも含めて理解をしておかなければなりません。

脂肪吸引の歴史の中には、残念ながら、死亡にまで発展してしまった危険な事故もあります。

つい最近も、吸引管が腸にまで達し、9箇所も穴が開いて、腹部に痛みを訴えた患者が、2日後に死亡する、という悲しい事故が起こりました。

その他にも、

  • 脂肪吸引の量が多すぎる
  • カニューレとよばれる吸引管が誤って腹膜に穴を開けてしまう
  • 脂肪が血管に入り、詰まらせることで脂肪塞栓になる
  • 麻酔による事故
  • 大量の脂肪吸引による貧血ショック

…等、かなり危険な状況に陥る可能性があるのです。

しかし、そんな危険な状態にならないようにするのが、本来の医師の役目です。麻酔の量、吸引の量にも細心の注意を払い、安全性の高い吸引方法を使用して、患者さんの生命を守り、最高の仕上がりを目指します。

クリニック・吸引方法の選び方

脂肪吸引のリスクを避けるために重要なのが、経験が豊富で、技術の確かなドクターのいるクリニックを選ぶ目です。

ここで、クリニックを選ぶ際のポイントをいくつか挙げておきます。

  • クリニックの実績ではなく、ドクターの経験と技術力を見極める
  • クリニックの設備・環境が整っている
  • カウンセリングに時間を惜しまない
  • 患者に合った麻酔方法を使用する
  • 料金が明確で、適正な設定価格である
  • 電話・メールの対応が良い
  • アフターケアの体制が整っている

以上のようなポイントを抑えて、クリニックを選びます。

一番大切なのは、ドクターの技術力と経験値です。カウンセリングと当日の執刀医が違う場合もあるので、手術を執刀する医師については必ず確認してください。

また、全身麻酔や硬膜外麻酔を安易に使用することで、麻酔から目覚めなかったり、まったく感覚がなくなる事で、万が一腹膜を破るような事故があってはならないので、局所麻酔を使用することをおすすめします。

吸引方法においては、吸引量を微調整することのできるシリンジ法がおすすめです。内出血も少なく、大量に脂肪を吸引し過ぎる事もないので、とても安全性の高い吸引方法といえます。

脂肪吸引手術後の腫れ・内出血等対処法

手術後には、どうしても腫れや内出血が出てしまいます。

まずは「腫れ」について。手術による「腫れ」は、手術部位の炎症により熱っぽく感じられる症状です。

手術後およそ1週間程度でひきますが、まれに、腫れがひどくなる場合があります。その場合、雑菌が入ったことによる炎症の可能性もあるので、腫れがひどくなってきたと感じたり、妙に熱をもっていたりする場合には、執刀した医師にすぐ診察してもらう必要があります。

「内出血」についてです。内出血は、おおよそ2週間程度で、ほぼ消えるものですが、思っていたよりも見た目が気になったりする人もいます。

内出血の程度は、血液の循環に左右され、圧迫固定をしていない部分に出るようです。

術後3日まではアイシング等で冷やし、その後は、血行を良くしていきます。湯船にゆっくり浸かったり、身体を冷やさない努力をします。術後7日を過ぎると、マッサージができるようになりますが、内出血のひどい部分をマッサージすると色が広がったりするので、避けるようにしましょう。

ただし、血行をよくするためにはマッサージは必要なので、様子を見ながら行ってください。

また、腫れ・内出血・痛み等を軽減するために、手術後には、手術部分に圧迫固定を行います。

圧迫をしないと、皮下組織に水分がたまりやすく血液の循環を妨げ、内出血の吸収が遅れたりむくみによる痛みや感覚の鈍さを伴います。

症状に適したサポーターを選び、きちんと圧迫することが、美しい仕上がりへとつながります。